出産手当〜産休中に日給の3分の2×休んだ日数分がもらえる

仕事を続けるママへ、産休中の生活支援のために、日給の3分の2×休んだ日数分が健康保険から支給されます。退職する人でもらえるケースも。

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出産手当金 基本DATA

■条件:会社員や公務員として働き、勤め先の健康保険に加入して保険料を払っていた人で、条件を満たす場合(詳しくは下記参照)。国民健康保険は対象外です。
■もらえる金額:日給の3分の2の額×産休の日数分
■必要書類:健康保険出産手当金請求書(事前に入手した用紙に産院と勤め先で必要事項を記入してもらう)、健康保険証、母子健康手帳、振込先銀行口座番号(郵便局を除く)、印鑑(朱肉を使うもの)など
■申請期間:産後57日以降
■受け取り期間:申請してから約1〜2ヵ月後
■申請・問合せ先:会社員・公務員のママは勤め先の人事・総務などの健康保険担当へ。退職したママは勤め先を管轄する社会保険事務所へ。

働いていたママで条件をクリアすればもらえます

産休とは、出産休業のことで、産前42日・産後56日の休みを指します。一般的に産休中は給料が出ない会社がほとんどです。

そこで、この間の生活を支えるために、勤め先の健康保険から支給されるのが出産手当金です。

産後も今の仕事を続けるママで、下記の条件を満たしていればもらえます。

ただし産休中に給料をもらえるママは、産休中の給料が3分の2以上出る場合はもらえません。

また、退職後6カ月以内に出産したママは、以前は出産手当金の対象だったのですが、制度が改正され給付の対象ではなくなってしまいました。
ただ、いろいろな事情で産休中に退職せざるを得なくなることもあると思います。被保険者期間が1年以上ある場合に、産休中・もしくは出産後に退職せざるを得なくなった場合は、受給権利があるため出産手当金給付の対象となります。

支給額は、日給の3分の2×産休した日数分の額です。
※月給÷30=日給です。月給とは標準報酬月額のことをいいます。標準報酬月額とは、基本給だけでなく、残業代・各種手当などを含めた支給総額です。通常直前の3カ月間の月給を平均して出します。
ただし出産が予定よりも早まったか遅くなったかで、産前の日数が違ってくるため、もらえる金額も異なります。

仕事を続けるママも、辞めるママも条件をチェック!

会社員や公務員として働き、勤め先の健康保険に加入しているママがもらえるのが出産手当。

ただし会社員でも、勤め先の保険が国民健康保険の場合はもらえません。国民健康保険組合の場合はもらえる可能性があるので、会社の担当者に聞いてみましょう。

また、専業主婦やパパの健康保険に加入しているママ、自営業・自由業、パートやアルバイトで国民健康保険に加入しているママは残念ながらもらうことは出来ません。

会社員・公務員のママ

■ 仕事を辞める場合
 勤め先の健康保険に加入し、1年以上継続して保険料を払っていて(継続していれば転職していても可)、さらに退職日の翌日から6ヶ月以内に出産したらもらえます。
制度の改正で、退職後6カ月以内に出産したママは給付の対象ではなくなりました。

■ 仕事を続ける場合
 勤め先の健康保険に加入し、産休中も保険料を払い続けていればもらえます。ただし産休中に給料が3分の2以上出る場合はもらえません。

出産日が変わると、もらえる額も変わります

出産予定日より出産が早まると、その日数分が産前の42日から引かれ出産手当金が満額より減ります。
産休ギリギリまで働いて、予定日より出産が遅れるとその日数分が産前42日にプラスされ、出産手当金がアップします。
出産は予定日より最大で2週間遅れる可能性があります。

手続きから申請、支給まで

■ 産休に入るとき、退職するとき〜

事前に用紙をもらっておく

 産休に入る前か、または勤め先を辞める前に「健康保険出産手当金請求書」を勤め先または勤め先を管轄する社会保険事務所でもらっておきましょう。

この用紙には、医師または助産師の署名が必要です。入院する時に忘れずに持参しましょう。

■ 出産後(入院中)〜

産院で証明書に必要事項を記入してもらいます。

 赤ちゃんが誕生したら「健康保険出産手当金請求書」へ、担当医または助産師に必要事項を記入してもらいます。
この際文書料数千円がかかることもあります。

■ 産後56日後〜

勤め先に記入をお願いする

 提出する用紙には、勤め先に記入してもらう欄があります。
勤め先に持参もしくは郵送し、書いてもらいましょう。

記入後勤め先の健康保険窓口か勤め先を管轄する社会保険事務所に提出します。

この提出は勤め先がやってくれたり、自分で持参したり、または郵送などの方法がありますので確認を。

■ さらに約1〜2ヶ月後〜

産前産後分を一括でもらえます

 出産手当金は、日給の3分の2の額98日分(産前42日+産後56日)をまとめて振り込まれるようになっています。

出産が早まった場合、遅れた場合などはこの日数が違ってきます。

また、出産してすぐに産前分、産後56日たってから産後分と分けて請求出来る場合もまれにあるようですが、通常は産後56日経過後、まとめて請求してくださいと言われることになります。

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